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トップ  >  コジマガ 第39号(2008.03.15)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第39号
□───────────────────——2008.03.15─——
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.039
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。

2月は例年にないほど雪の日が多かったのですが、3月になり急に春
めいてきました。メリハリの効いた季節変わりです。季節の移ろいに
比べて、仕事が春モードにならないないのにちょっと焦りを感じます。
年度末の大学は何かと慌しいので、これも季節的要因でしょうか?


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■NGU短信 > 地域経済・産業調査と出会いの段
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毎年、名古屋学院の先生方と地域経済と産業の実地調査をしています。
今年で10年目になりますが、生きている経済を勉強する良い機会です。
ヒアリングの依頼から日程調整・移動などかなりハードな出張ですが、
その分、得られる成果も大きいように思います。

地域で頑張っている企業人からお話を伺うと、パワーが伝わってきます。
地方という立地条件や少子高齢化などのハンデに何らひるむことなく、
いまそこにある問題意識と新しい切り口で進んでゆきます。

評論や非難だけでなく、地域の人々に訴えかけ取り組みを拡大してゆく
姿勢には感動さえ覚えます。きっとプロジェクトXに出てきた人達と同じ
ような心意気で臨んでいるのでしょう。名誉心などでなくよく生きたい
という姿勢や、人目に触れずともひたむきな努力が感動を呼びます。
余談ですが、この調査期間はいつも天候に恵まれています。

さて今回の調査では、思いがけず歴史に触れ合うとことができました。
愛媛県宇和島市から南予の卯之町まで見学に連れていってもらった時の
ことです。どうも気になる地名で、歴史小説で出てきたようなのですが
その場では思い出せません。随行いただいた方に聞いても分からないと
のことでした。

気になりながらも、車窓から街のとある看板を発見しました。そこには
「高野長英の隠れ家」と書いてあります。なるほど『長英逃亡』か!と
思いましたが、それだけではないはずとすっきりとしない気持ち悪さが
残りました。出張から戻り、気になるのでネットで調べてみてようやく
分かりました。キーワードはシーボルトです。

シーボルトの鳴滝塾の塾頭が高野長英です。1837年にモリソン号事件が
起こりました。漂流民の音吉たちが帰国を願って商船モリソン号に乗船
していましたが、異国船打払令によって無念にもマカオに戻ったという
ことは三浦綾子の『海嶺』に詳述されています。

高野長英は幕府のこの対応を『戊戌夢物語』で批判して、幕府に捕らえ
られます。脱獄した後、各地を転々とし宇和島藩に庇護され、卯之町に
隠れていたといいます。これは吉村昭の『長英逃亡』に著されています。

シーボルトの弟子の二宮敬作が宇和島藩の出身で、シーボルト事件以降
地元に戻り、医者として活躍をしていました。シーボルトの娘のイネを
女医にすべく教育したのもこの街です。『ふぉん・しいほるとの娘』で
吉村氏が描いています。自分の頭の中で歴史と小説が繋がってゆきます。

来訪前に思い出していれば、もっと興味深い経験ができたことでしょう。
でも、これを契機に作品のストーリーが甦り、幕末の風景と重なります。
地元の名物ジャコ天や鯛飯(宇和島独特の鯛飯は最高です)も頂くこと
もでき、これまで読んだ素晴らしい作品との出会いも最高でした。


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■最近のゼミから
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☆関連サイト:http://www.tiesnet.jp/

3月14日(金)に2007年度の卒業式が名古屋国際会議場センチュリーホールで
挙行されました。これでようやく名古屋での1年が過ぎました。というのも
昨年の2月に名古屋キャンパスを新設して、入学式から卒業式までの1年を
終えたからです。また、本学にとって名古屋市内での卒業式は初めてのこと
だそうです。

隣接とはいえ大学ではない会場、イベント用の大きな会場で卒業式の雰囲気
は、瀬戸でのそれとは異なります。あいにくの雨でしたが、無事に終了しま
した。終了後に、白鳥学舎で卒業証書の交付や学部でのパーティなどが開催
されました。その後、研究室でゼミ修了証の授与式です。04生から卒業論文
を書き上げた学生にはゼミの修了証を渡してます。やはりゼミで学ぶことは、
卒論を書くプロセスにあるとしみじみと感じます。(ちなみに卒論はTIESの
中にPDFでおいてありますので参照ください。)

その夜、3年生による恒例の追出しコンパも行われ、楽しいひと時でした。
3年生諸君も就職活動真っ只中ですので、就職活動報告を聞きながらこの
1ヶ月の頑張りを想像します。最後に4年生から現役生へのプレゼントも
あり(ゼミの3種の神器:3色ペン、ミニ手帳、USBメモリ)、心温まる
お開きとなりました。

今年も卒業式が終わりましたので、いよいよ新年度の準備が本格化します。
新しい春はもうすぐです。


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■編□集□後□記□
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先週、ささやかですがOB達との飲み会がありました。このような飲み会の
お誘いがあるのも嬉しいものです。研究室に訪ねてくれるのもよいのですが、
何かと忙しくゆっくり話をすることもままなりません。日時を決めて、皆で
集まって飲むのがとても楽しいですね。互いの話題が創発することで新しい
展開が見えてきます。
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