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トップ  >  コジマガ 第80号(2011.08.03)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第80号
□───────────────────——2011.08.03─——
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.080
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。


8月になりました。コジマガも80号になりました。アメリカ滞在中に発行したのは
これで21号目となります。約半月に1度という、通常の倍以上のペースで配信して
きました。アメリカでの研修は残り1ヶ月弱ですが、メルマガのネタが豊かになる
よう、少しでも知見を広げておきたいと思います。その原動力となるのが好奇心
でしょう。


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■アメリカ短信 > なでしこの活躍とメディア・リテラシーの段
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☆関連サイト:http://twitter.com/

女子ワールドカップサッカーの決勝戦が行われた7月17日は、アメリカ知人宅で
ホームパーティがあり、ここで世紀の一戦を観戦しました。対戦相手がアメリカ
だけに完全なアウェー状態の応援でしたが、なでしこジャパンの驚異的な粘りに
巨大テレビの前で熱くなります。同時間帯にコパ・アメリカの準々決勝が行われ
ていました。パーティのゲストに南米出身者が多く、パラグアイ・ブラジル戦が
大きな注目を集めています。1階ではコパアメリカ、2階ではワールドカップを
楽しむという、さながらスポーツバーといった状況です。

PK戦の劇的な幕切れにとても感動です。アメリカ応援団は大きなため息と共に、
階下へ降りていきました。iPhoneでTwitterをチェックすると、日本は早朝にも
かかわらず、相当数のつぶやきが流れていました。翌日のネットニュースでは
「サッカー女子W杯決勝でTwitterが毎秒7196ツイートの新記録達成」だそうです。

今をときめくなでしこジャパンだけにその動向は万人から注目されます。歓喜の
瞬間からそれほど時を経ずして、ネットで事件が起こりました。飲み会で大学生
の思慮に欠ける投稿がネットで祭り状態になってしまいました。これに対して、
本人はアカウントを削除し、大学側が謝罪をしたそうです。

5月27日にツィートした「若者の何気ないつぶやきには心配」という発言が現実
になってしまいました。クローズなSNSであるmixiでも不適切な投稿内容は世間
にさらされるだけに、Twitterであれば炎上する危険性は極めて高いと言えます。
加えて拡散のスピードが速いだけに、関係者の事後の対応には的確さと迅速さが
求められます。

これまでタイムラインから学生諸君のツィートを眺めていると、公な場所と私的
な範囲との区別がかなり曖昧な発言が多いことを懸念していました。また、他人
のタイムラインも表示できる(http://bit.ly/lNAtnY)そうなので、一層の注意
が必要と感じていました。というのも採用人事の担当者ならば、応募者のタイム
ラインも参考にするかも知れないからです。さらに検索結果にTwitterの発言が
ヒットしますので、己の発言は誰の目にも触れるのだという意識は常に必要です。
Twitterは衆人にさらしたライフログの一部となるだけに、安易な利用に警鐘を
鳴らしたつもりでした。

このような事件が起こると各マスコミはいろいろなコメントを紹介してくれます。
そのようなニュースを読み「Twitterは危険だから、やらない方がよい」という
考えを強める人達もいることでしょう。しかし、その考え方には首肯できません。
なぜなら、今は新技術が社会へ浸透する過程にあると思うからです。すなわち、
新たなコミュニケーション手段の仕組みや有効性とその限界が理解されないまま
無造作に活用している利用者がいるということです。その意味では、メディア・
リテラシーの問題に帰着するかも知れません。

今後もこうしたメディア・リテラシーに起因した事件が起こる可能性はあります。
Twitterはどこからでもツィート可能なので、大学の授業などでのちょっとした
軽口が露にされることも考えられます。文脈がないつぶやき(一方的な発言)が
独り歩きして、問題を引き起こさないとも限りません。携帯電話が教室にあると
いうことは、ボイスレコーダー・カメラ・ビデオが用意されていることでもあり、
常に外部とコネクトされている状態です。今春に発生した入試問題の不正投稿も
このフレームワークで起こっています。技術の普及によって学習空間も進化して
いるだけに、それに合わせて学校側も柔軟に対応しなければならないでしょう。

周知の通り、Twitterは瞬時にフォロワーへ配信され、本文にはサイトの引用や
写真なども活用できるツールです。リツィートも簡単なので、興味ある記事は
あっという間に拡散します。この機能が東日本大震災の直後に活躍したことは
記憶に新しいところです。また、140文字という文字制限は、いかに伝えるかと
いう書き手の文章力が試されます。字数制限はある意味で、短歌や俳句と似て
いるので、日本語文化には馴染むツールかも知れません。表現が豊かな日本語
を駆使し、実践トレーニングするには最適なツールではないかもと考えるよう
になりました。

マルチメディアに対応した通常のブログと、制限付きとはいえ即時性が長所の
Twitter。ツールの使い分けを覚えてゆけば、情報発信に長けた人材になれるや
も知れません。もちろん、どちらも文字として残るので投稿前には必ず原稿の
再チェックが必要です。原稿を書く時は、真夜中やお酒が入ると筆(表現)が
荒れるので、避けたほうが無難と言われます。自分もそんな状況で作文をして、
翌朝に読み返して恥ずしい思いをした経験があります。その意味で、夜の酒宴
をTwitterで実況するのは、危険極まりない行為でしょう。

いろいろと考えさられる事件です。


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■UCFから > クラウドアプリの段
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☆関連サイト:http://www.evernote.com/about/intl/jp/

UCFでの体験を記事としてまとめるそうなので、メインキャンパスまで出向き
インタビューを受けました。1時間弱のインタビューでしたが、この研修での
振り返りという良い機会になりました。日頃からブログやメルマガでまとめて
おいたことが大変役に立っています。これもひとつのeポートフォリオの効用
でしょう。

このインタビューの前後の時間、スタッフの皆さんといろいろと情報交換です。
聞きたい内容は、アメリカでのEvernoteの普及状況です。これまで尋ねた人は
「知らない。それは日本のものか?」と切り返されて、ビックリしていたから
です。結論として、スマートフォンを使っている人以外は、Evernoteをあまり
知らないということです。たしかに、これまで質問した人がスマートフォン・
ユーザではありませんでした。そこで、日本での応用事例としてEvernote連携
商品「ショットノート」やスキャナーとの連動、デジタルペンの活用事例の話
をしました。非常に日本的な事業展開なだけに、大変興味深そうであったのが
印象的でした。

最近は、EvernoteよりもSpringPadが良いという話も聞きました、というのは、
サイトにある情報のメモ書きの利便性が高いからという理由だそうです。また、
今アメリカで人気アプリであるFoursquareやYelpの存在を教えてもらいました。
10年以上前ならば、アメリカのビジネスモデルを日本流にアレンジすることで、
大成功を収めた話をよく耳にしました。最近はグローバル化が進み、流行関連
の情報も速いので、きっとこのような新ビジネスに着手している企業もいると
思います。


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■編□集□後□記□
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研修も終わりが近づいてくると、自分の仕事のペースも上げざるを得ない状況
になります。まるで夏休みの終わりに宿題に追われる学生のようですが、切迫
した悲壮感が少ないのは、出発前に自分で決めた目標だからかも知れません。
さらにゴールも見えかけているだけに、ちょっとした充足感もあります。

日本にいるより自分の自由な時間があり、タイムマネジメントしながら仕事を
進めることができる今の環境に満足しています。
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